Co-opとポスグラの違いって？

カナダでの大学、カレッジ留学を計画されている皆さんは「Co-op（コープ）」や「ポスグラ」というワードを1度は聞いた事があるのではないでしょうか。このページでは「Co-op」と「ポスグラ」の違いについて解説をしていきます。

Co-op（コープ）とは

カレッジ・大学などのプログラムの一つで、就労体験（インターンシップ）が含まれたカリキュラムの事です。また学校のプログラムを卒業するために必要な単位の一つとみなされます。ただしあくまでプログラムの一環の中で働く為、学生としてカナダに滞在をする事になります。

Co-op用のWork Permitは学生ビザに付随したものなので、滞在中は必ず規定の学校への通学が必要になります。最大でプログラムの半分の期間の就労が認められ、週40時間のフルタイムで働く事も可能です。（1年間のプログラムの場合、6ヶ月授業＋6ヶ月インターンが可能）年齢制限もなくワーホリビザが取得できない方でも取得する事ができる為、カナダで就労経験を積みたい方におすすめです。

誰におすすめ？

• 帰国後の就職に活かせる経験をカナダで積みたい方
• 英語学習＋αの留学をしたい方
• カナダの現地の会社で働いてみたい方
• カナダで専門的な就労経験を積んで今後の進路に活かしたい方

Co-opのメリットは？

• 学校に通いながらアルバイト＋インターンでお給料がもらえる
• 年齢制限なし
• 実際の現場の雰囲気を味わえる
• ビジネススキルを習得できる
• 帰国後の就活に活かせる

注意点

• プログラムの専門性が高いとインターン先が限られる
• 卒業後の就職は保証されない（ビザが切れたら帰国が必要）
• Co-opは海外就職ではなく、あくまで学生として就労体験やスキルアップができるプログラム
• カナダでのインターンは職場体験ではなく企業の一員として働くという位置付けです。即戦力になるか、学校で学んだことを実践できる人材か、学生バイトではなく社会人として責任を持って働けるか、ということが非常に大切になってきます。

ポスグラとは

カナダ政府指定のカレッジ、大学、大学院で８ヶ月以上（2 Semester）のプログラムを卒業した方が申請できるビザPost-Graduation Work Permit（PGWP）のことです。ワーホリビザと同様にポスグラの許可証はOpen work permitであるため、どんな企業、職種でも自由に働くことができ（一定の職種・機関を除く）、8ヶ月〜最長3年までのビザの取得が可能です。（3年のWork permit 取得のためには2年以上のプログラムの卒業が必要） 年齢制限はありませんが、人生で1度しか取得できません。ポスグラのWork permitでは滞在ステータスが「労働者」となり、この就労経験が後の永住権のポイントにプラスに働く可能性があります。

誰におすすめ？

• 永住権取得を目指している方
• ワーホリが利用できない方
• できるだけ長く滞在したい方

ポスグラのメリットは？

• 年齢制限なし
• 最長3年のWork permitが取得できる（2年以上のプログラム卒業が必要）
• 雇用主がなくともビザ発行が可能

注意点

• カナダ政府指定のカレッジ、大学、大学院のプログラムを卒業する（している）必要がある
• 高い英語力（IELTS 6.0〜目安）が必要
• プログラム期間に応じてビザの期限が決まる為、8ヶ月しかもらえないこともある
• 卒業証明書が発行されてから180日以内に申請が必要
• 一生に1度しか申請ができない

ビザ申請条件

• ポスグラ申請が初めて
• カナダ政府認定のPost-Secondaryプログラム（公立もしくは大学以上で8ヶ月以上のもの）を卒業している
• 将来的にポスグラ申請をしたい方は、カナダ政府認定のプログラムを8ヶ月以上フルタイムで受講する必要がある

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