カナダの大学とカレッジは何が違うのでしょうか?通学期間?学校の規模?専攻分野?
このページではカナダの大学、カレッジがどういうものか、また公立学校と私立学校の違いについてもお伝えしたいと思います。特に公立と私立の違いについては、将来的にカナダへの移住を目指している方は必ず知っておくべきポイントです。
大学(University)とカレッジ(College)の違い
大学(University)
- 就職に役立つ実践的な知識や技術より、よりアカデミックで学問を学ぶ場
- 4年制プログラムが多い
- 受験はなく、高校での成績や英語力などで入学できるかが決まる
- カレッジと比べると入学の際に求められるレベルが高い
カレッジ(College)
- 就職に役立つような実践的な知識・技術を学べるプログラムを多く提供している
- 1〜2年制のプログラムが多いが、1年以下の短期プログラムを提供している学校もある
- 受験はなく、高校での成績や英語力などで入学できるかが決まる
- 大学に比べると授業料が抑えられる傾向にある
- 大学への編入コースもある
- 留学生でも比較的入学しやすい
公立と私立の違い
公立
カナダ政府によって運営・管理されている学校を公立学校と呼びます。留学生ももちろん通う事ができますが、英語力なども含め入学要件が私立と比べると高い傾向にあります。
メリット
- 公立大学・カレッジを卒業することでポスグラ申請が可能になる為、カナダ永住権取得につなげやすい
- カレッジから編入しやすい
- プログラムの数が多い
デメリット
- 一般的に私立より入学要件が厳しい
- 私立より費用が高いところが多い
- 現地の学生向けの授業がメインなので、高い英語力が求められる
私立
民間の会社や機関で運営されており、比較的小規模なところが多いです。学校によっては留学生がかなり多いキャンパスもあります。
メリット
- 入学するための英語レベルの基準が公立より低い
- 公立より学費が安いところが多い
- Co-opプログラムの場合通学期間の半分働くことができる
デメリット
- 卒業後のポスグラ取得はできない
あなたにとってどちらがいいのか?
大学か?カレッジか?私立か、公立が?どの学校があなたにとって良いかは、やはりさまざまな条件から決まってきます。将来的にカナダでキャリアを築きたいのか?留学後は日本に帰るのか?今の英語力は?予算はいくら? 10人いれば10人別々のプランになります。大切なのは、あなたの理想とする未来と、カナダで実現できる留学プランを上手に結びつけていくことです。そのためにはカナダにはどんな選択肢があるのか?を知って頂くことだと思いますので、今回の記事がお役に立つと嬉しいです。またキャタリストカナダでは、カナダのカレッジや大学に関する情報をリサーチしています。あなたの理想とする自分・未来にあった留学プランをご提案できるかと思いますので是非お気軽にご相談ください。